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週刊かわら版

遥照山で遭難事故を想定した訓練

2022年12月8日

12月8日(木)遥照山で遭難事故を想定した訓練が行われました。浅口市金光町にある遥照山総合公園で、倉敷市消防局と岡山県警察本部の機動隊、そして岡山市消防局の航空隊が合同で山岳救助訓練を行いました。52人が参加した今回の訓練は、「登山をしていた3人組のうち、2人が行方不明になり、残りの1人から通報があった。」という想定で実施されました。遥照山の展望台には、合同本部が開設され、消防隊員が山に入り、倒れていた遭難者1人を発見すると、応急処置の後、遭難者を担架に固定し、ロープで引っ張り上げました。また、機動隊員らは、もう一人の遭難者を発見すると、ヘリコプターに位置を知らせました。そして、ヘリが到着すると、上空から担架を背負った救助隊員がロープを伝って降下し、遭難者をヘリに乗せました。訓練の後には、岡山市消防局の高畑 秀樹 (たかばたけ ひでき)航空隊長が講評を述べ、「遭難事故が発生したときは、今日のような対応が出来るようにしていきましょう」と呼びかけました。