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週刊かわら版

KCM Citizen of The year表彰式

倉敷アイビースクエア

2022年12月13日

KCM Citizen of The yearの表彰式が行われました。倉敷ケーブルテレビとFMくらしき、それに玉島テレビ放送の3社でつくる、「KCM・倉敷コミュニティメディア」では、地域社会に貢献した個人や団体を選び、「シチズン・オブ・ザ・イヤ―」という名称の賞を贈っています。21回目となる今回の、シチズン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、旧・国鉄の 旅客車両「キハ205」です。13日に倉敷アイビースクエアで行われた表彰式では、KCM倉敷コミュニティメディアの藤井 鉄郎会長の挨拶につづいて、水島臨海鉄道の社長でもある、倉敷市の伊東香織市長が感謝の言葉を述べました。1960年に、旧国鉄が製造したキハ205は、1988年に廃車にされる予定だったところを水島臨海鉄道が買い取り、2017年まで倉敷の地で活躍してきました。引退後、復活を願うファンからの声を実現させるため、クラウドファンディングを行ったところ全国の1339人から総額で約2300万円が集まり、現在は、キハ205を活用した 観光ツアーが企画されるなど、倉敷市の観光資源として脚光を浴びています。表彰式では、水島臨海鉄道を代表して、代表取締役専務をつとめる林幸治(こうじ)さんに賞状と記念品が贈られました。