2月7日(火)G7広島サミットを前に、乙島にある税関の検査センターでテロ対策訓練が行われました。
乙島の玉島ハーバーアイランド内にある神戸税関水島コンテナ検査センターでテロ対策の訓練が行われました。
この訓練は、今年の5月にG7広島サミットと4月に倉敷市でG7労働雇用相会合が開かれるのを前に水際対策を強化しようと行われたものです。
訓練には、水島税関支署の職員や玉島警察署の署員、岡山県警察本部機動隊の隊員あわせて、30人が参加しました。訓練は、荷物を積み込んだ車を大型のエックス線装置にかけたところ、不審物が見つかったという想定で行われました。
訓練では、この不審物が爆発物と特定し、玉島警察署に通報するとともに、センター内にいた職員は外に避難しました。
そしてパトカーが到着すると、この車の運転手が刃物を持って暴れだし、警察官がさすまたなどをつかって取り押さえました。
そして、爆発物処理の専用車両が到着し、爆発物を運び出しました。なおこの訓練は、新型コロナの流行を考慮して中止していたことから、今回が4年ぶり5回目の実施となります。