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週刊かわら版

令和4年度 第2回 倉敷市図書館協議会

倉敷市立美術館

2023年2月1日

図書館の今後の運営を考える協議会が開かれました。 倉敷市は、令和3年の4月に公表された公共施設の再編基本構想に基づき、倉敷中央図書館を始め、倉敷市の本庁舎の半径2キロ以内にある5つの施設を複合化し、そこに、食堂やコンビニ、カフェなどを備えた新たな施設の建設を本庁舎の東側に計画しています。 この複合施設のコンセプトを議題とした倉敷市の図書館協議会が倉敷市立美術館で開かれました。 この協議会は、倉敷市の図書館の元・館長や小学校の校長、それに、公募で選ばれた人など、10人の委員で構成されています。 倉敷市は現在、図書館の正規職員の新規の雇用を停止していて、民間に図書館の運営が委託されることになれば、専門性の高い業種である図書館司書の減少に拍車がかかる恐れもあります。 今回の協議会は、新型コロナウイルスの感染防止という観点から、話し合う時間は限られていましたが、委員の中からは「図書館民営化の問題は避けて通れない。」と議論を尽くすように求める声が上がりました。