全国高校女子サッカー岡山県予選の決勝戦が行われ、作陽学園女子サッカー部が学芸館高校を１対０で破り、１７連覇の偉業を達成しました。
全国高校女子サッカー岡山県予選の決勝戦が午前１０時半から岡山市政田のサッカー場で行われ、今年も作陽学園と学芸館高校との対戦となりました。
前日１１月２日には男子の決勝戦が行われ、作陽学園は学芸館高校に逆転を許し、全国大会出場はなりませんでした。
女子の決勝戦も同じ顔合わせとなりましたが、作陽学園は昨年まで１６年連続で全国大会出場を果たしています。
山川 リリカ監督率いる作陽学園は昨年末も全国大会に出場しましたが、初戦で敗退。今年はインターハイの予選を兼ねた高校総体女子サッカー中国地域予選会でも山口県の高川学園に敗れ、夏のインターハイ出場を逃がしています。
作陽学園女子サッカー部にとって岡山県予選１７連覇がかかったこの決勝戦は４０分ハーフで行われ、序盤から両者互角の緊迫したゲーム展開が続きます。
作陽も再三コーナーキックのチャンスをつかみますが、学芸館の堅い守りに阻まれ両チームとも決めてのないまま前半戦を終了します。
後半もお互いに得点を奪えない展開が続く中、作陽はコーナーキックから先制のチャンスを迎え、最後は３年生の南野 未空選手がシュートを決め、「待望の１点」を奪います。
この後、追加点を奪おうとする作陽学園と、何とか同点に追いつこうとする学芸館の必死の攻防が続きましたが、結局試合はこのままノーサイド。
作陽学園女子サッカー部が今大会１７連覇と言う偉業を達成し、全国大会出場を決めました。
なお全国高校女子サッカーは、今年も１２月末に兵庫県三木市を会場に開幕する予定で、今後、組み合わせ抽選会などが行われます。
なお、監督とキャプテンの喜びの声は、後日、たまテレニュースでお送りします。