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青山敏弘さん引退記念試合 作陽vs水島工業OB戦

作陽学園高校

2024年12月22日

倉敷市出身で、今季で現役を引退した元サッカー日本代表の青山 敏弘さんの引退を記念する試合が青山さんの母校の作陽学園高校で行われました。
22日に、作陽学園高校のサッカーグラウンドで22年前の2002年に行われた全国高校サッカー選手権岡山県予選の決勝で、誤審によって明暗が分かれた作陽学園高校と水島工業高校の当時のメンバーによるOB戦が行われました。
この試合は、サンフレッチェ広島の元キャプテンでワールドカップに日本代表として出場した青山 敏弘さんの現役引退を記念して作陽学園高校サッカー部のOBが企画したものです。 22年前に行われた作陽と水島工業による決勝戦は1対1の引き分けで前半の延長を迎えた際に当時高校2年の青山さんが放ったシュートが決まりましたが、誤審で認められずその後のPK戦により水島工業が勝利しました。 両校は、12年前にもOB戦を実施し、1対1で引き分けていて3度目の対戦となる今回はメディアに加えて津山市などから多くのファンが訪れるなど、注目が集まる試合となりました。 試合は25分ハーフで行われ、主審は、22年前の当時、笛を吹いた青木 隆さんが務めました。作陽OBは、青山さんを中心にパスをつなぐなど、長い時間ボールを支配します。そして前半の中頃に先制点を入れ、1対0で後半戦へと移ります。 後半は、両者一歩も譲らぬ戦いとなり、結果、前半の1点が決め手となり、作陽が勝利しました。 試合後には多くの観客が見守る中青山選手と主審を務めた青木さんが胴上げされ22年越しに決着がついた瞬間を喜び合いました。