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ぼく遊会 作品展

玉島市民交流センター

2025年4月4日

玉島八島在住で、木彫りを始め水墨画や折り紙など幅広い創作活動を行っている清水 笑子さんが、自身が木彫りを指導している生徒や親交のある人たちと作品展を開催しています。今月4日から、玉島市民交流センターを会場に「ぼく遊会」の作品展が開かれています。ぼく遊会は、玉島八島在住の清水 笑子さんが主宰する木彫りの会です。 清水さんは、高校1年生の時に母親から「木の盆を作って欲しい」と頼まれたことがきっかけで、木彫りを習い始めました。その後は、清水 圭梨という雅号で、倉敷市内の公民館などで木彫りの講師をつとめ、現在も連島南公民館と船倉町にある障がい者福祉センターで指導にあたっています。 また、清水さんは、玉島市民交流センターで活動している水墨画の同好会の「玉彩会」に所属し、絵画の創作にも取り組んでいる他、最近は、折り紙細工も手掛けるようになりました。14回目となった今年の作品展には、清水さんの木彫りの作品はもちろん、水墨画や書、折り紙の作品が展示されている他、清水さんから木彫りを学んでいる人や清水さんと親交のある人の作品が並んでいます。 このうち清水さんが出品している水墨画の掛け軸は、自身が保管していた着物をほどいて表装しています。 また、掛け軸の軸先も漆塗りの技術を生かして清水さんが作っています。 一方、折り紙は、最近ユーチューブを見て作り方を覚えたそうですが、展示されている作品は、複雑で立体的な折り方のものもあり、清水さんの創作に対する熱意が伝わってきます。 さらに、清水さんが所属している「玉彩会」の会員の作品も墨の濃淡を生かした見ごたえのあるものが揃っていて、会員の経験の豊かさが伺えます。その他、清水さんが発起人になって日本キリスト教団玉島教会に設けられた絵画教室に通っている生徒の作品も展示されています。このぼく遊会の作品展は、今月6日(日)まで、玉島市民交流センターで開かれています。