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良寛堂修復記念 語りの会

良寛堂

2025年4月6日

玉島在住の有志が円通寺に集まり良寛堂の修復の完了を記念する会を開きました。 6日の午前10時から円通寺の良寛堂で玉島在住の有志が「良寛堂修復記念 語りの会」を開き、約20人が参加しました。この語りの会は良寛堂の修復が3月に完了したことを記念して行われたものです。 本堂の南にある良寛堂は、元々は修行僧が寝泊まりする衆寮で、多い時には20人ほどが生活していたと言われています。 修復の工事は、2024年の2月から12月までのおよそ10カ月間に渡って行われ、茅葺屋根をはじめ、老朽化が進んだ建物すべての箇所が新しくなりました。会では、参加者全員で、資料をもとに良寛にまつわる詩や歌を読むなどして良寛の理解を深めました。 そのあと、主催者の一人の早川 正弘さんが良寛堂に係った人たちを説明しました。参加者は、新潟県出身の医師で、良寛の詩碑「自来円通寺」の建立に係った田代 亮介と大宮 季貞、それに良寛百回忌法要を催し、円通寺を、良寛が修行した由緒ある禅門寺院として世間に広めた円通寺の徳慶 戒全25世和尚についての説明を聞き、良寛堂にゆかりのある人たちの功績を学びました。