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倉敷市消防団 消防操法訓練大会

西部ふれあい広場

2025年4月13日

倉敷市内の消防団が、ポンプなどの操作の技術を競う「消防操法訓練大会」が玉島で開かれました。 13日の午前8時から道越にある「西部ふれあい広場」を会場に、「倉敷市消防団消防操法訓練大会」が開かれました。 開会式では、前回、ポンプ車操法の部で優勝した「中庄分団」と小型ポンプ操法の部で優勝した「富田分団第1部」に優勝盾のレプリカが手渡されました。 つづいて、倉敷市消防団の池田 達団長が挨拶し、「訓練の成果をいかんなく発揮して、悔いのない操法を見せて下さい」と述べました。 その後、倉敷市の伊東 香織市長が挨拶に立ちました。 伊東市長は、倉敷市で今年に入ってから発生した山火事の原因がいずれも「野焼き」だったことについて触れ、「今一度市民に向けて野焼きは原則禁止であることを伝えて欲しい」と呼びかけました。 この大会は、消防団の消火の技術や団員同士の連携を高めることなどを目的に開催されているもので、岡山県の消防操法訓練大会の予選を兼ねています。 新型コロナウイルスの影響もあり、昨年までは、規模を縮小して行っていましたが、今年は、6年ぶりに通常の形式に戻して行われました。 この大会は、毎回「ポンプ車操法の部」と「小型ポンプ操法の部」の2つの部門に分けて行われていて、28回目を迎えた今回は、「ポンプ車操法の部」に6チーム、「小型ポンプ操法の部」に3チームが出場しました。 玉島地区からも、「ポンプ車操法の部」に富田分団の第5部と長尾分団の第2部、「小型ポンプ操法の部」に富田分団の第1部と第6部が出場しました。 どのチームも、この大会に向けて、仕事が終わった後の夜を中心に小学校のグラウンドなどを借りて練習に励んできました。 出場した各消防団の団員たちは、ホースを延長して消火活動にあたるまでの一連の動作を雨が降る中、きびきびとこなしていました。 審査は、岡山県消防学校の教官や倉敷市消防局の職員がつとめ、操作を行う速さや正確さなどをチェックしました。 その結果、今回は「ポンプ車操法の部」では、豊洲分団が優勝、「小型ポンプ操法の部」では、富田分団第1部が優勝しました。なお、今回優勝した2つのチームは、今年の7月に行われる県大会に倉敷市の代表として出場します。