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春の岡山県高校野球大会地区予選 作陽vs青陵

高梁市 なりわ運動公園野球場

2025年4月19日

また、作陽学園高校も、19日に春の岡山県高校野球大会への出場をかけて、倉敷青陵高校との代表決定戦に臨みました。 7つのゾーン別で行われた地区予選の1回戦で高梁高校を接戦の末破った作陽学園高校は、春の県大会の本選への出場をかけて、なりわ運動公園野球場で、倉敷青陵高校と対戦しました。 作陽はこの試合、1回戦でも途中から登板している2年生の藤井 楓馬くんを先発のマウンドに送ります。 藤井くんは、初回打たせてとるピッチングで三者凡退に抑えます。 しかし、2回の表、青陵の打線に甘く入ったボールを捉えられ、ツーアウトながら満塁のピンチを招きます。 一打出れば大量失点もある場面でしたが、藤井くんは、落ち着いたマウンドさばきでつづくバッターを外野フライに打ち取ります。 3回の表にも、ワンナウト2塁のピンチを招いた作陽でしたが、ライナー性の当たりをショートがしっかりとキャッチして、飛び出した2塁ランナーもアウトにします。 何とか先取点を奪いたい作陽は、3回の裏、この回先頭の8番丸山 涼介くんがセンターへのヒットで出塁します。 つづく9番の藤井くんが送りバントを決め、ランナーを2塁に進めます。 ここで、作陽は打順がふた周り目となり、1番の中川 叶夢くんがバッターボックスに立ちます。 中川くんは、左中間を破るタイムリースリーベースヒットを放ち、2塁ランナーがホームイン! 作陽が先取点を奪います。 さらに、作陽は、2番の森本 瑛葵くんがスクイズを成功させ、この回、2点を先制します。 勢いにのる作陽は、4回の裏にも、ヒットで出たランナーを相手のパスボールで3塁まで進めます。 しかし、このランナーが誘い出されて、三本間にはさまれ、アウトになってしまいます。 チャンスが潰えたかに見えた作陽ですが、この回、ツーアウトながら2塁のチャンスを迎えます。 ここでつづくバッターがレフト前に落ちるタイムリーヒットを放ち、2塁ランナーが生還します。 さらに作陽は、ダブルスチールを成功させ、もう1点追加。4対0とリードを広げます。この後、5回と7回に青陵に1点ずつ奪われ、2点差に詰め寄られた作陽でしたが、7回の裏に3番の武川 拓矢くんのヒットなどでワンナウト1塁・2塁とします。 つづくバッターの打球は、サードゴロでしたが、三塁手の1塁への送球がそれて、ツーアウトながら2塁・3塁となります。 つづく5番の神出 陵太朗くんは申告敬遠で出塁し、満塁となります。 そして、代打の藤堂 翔くんが、レフトの頭上を越える走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち、作陽は7対2と青陵を突き放します。 作陽は、7回から登板した菅原 勇人くんが1点は許したものの変化球をうまく使って相手の反撃を食い止め、作陽が7対2で青陵を破り、春の県大会出場を決めました。