たまテレちゃんねるTOP
たまテレストリーミング
たまテレニュース
桑原専慶流 いけばな展
倉敷市民会館
2025年5月3日
いけばなの流派、桑原専慶流のいけばな展が、倉敷市民会館ではじまり、初日は、家元がステージで生け込みを行いました。 3日と4日の2日間の日程で、倉敷市民会館を会場に、桑原専慶流のいけばな展が開かれています。華道の流派で、京都に家元を置く桑原専慶流は、およそ350年の歴史があり、江戸時代の初期には、七代の家元が、玉島の長尾にある善昌寺に長らく滞在した縁から、現在でも、玉島や船穂地区に多くの師範や会員がいます。今回のいけばな展では、岡山県内の会員、およそ80人が作品を展示しています。玉島と船穂からも、岡山県本部の会長をつとめる小野 直樹さんと、渡辺 義昭さん、岡田 頼子さん、佐々木 美紀さん、鎌田 栄子さんが出品しています。会場には、伝統の枠にとらわれない「自由花」の他、昔からの作法にのっとった「立花」といった生け方の作品が並んでいて、訪れた人たちは、一つひとつをじっくりと鑑賞したり、カメラに収めたりするなどしていました。 初日の3日は、2階の展示会場のステージで、第15代 家元の桑原 仙溪さんが、生け込みを行いました。桑原 仙溪さんは、古典の継承といけばなの普及に力をいれ、2004年に家元を襲名しました。 この日は、リコーダーの演奏に合わせて、うらじろの木やカラーなどを、15分ほどで生けました。 会場には、家元のパフォーマンスを見ようと、多くの人が集まり、写真や動画を撮影していました。 この、桑原専慶流のいけばな展は、倉敷市民会館で4日まで行われていて、ステージには、家元の作品も展示されています。 なお、時間は午前10時から午後4時までです。