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羽黒神社 水谷・住吉・熊田神社 御例祭
羽黒神社
2025年5月10日
羽黒神社の境内にある水谷神社と住吉神社、それに熊田神社で御例祭が行われました。 羽黒神社には、12の末社があり、毎年5月には、これらの末社のうち、熊田神社と住吉神社、それに水谷神社の御例祭を2日間の日程で行っています。今年は、10日の午前10時から行われ神社の責任役員や氏子総代など、およそ50人が参列しました。はじめに熊田神社で羽黒神社の福田 真人宮司を祭主に、神事が営まれました。熊田神社には、備中松山藩の藩主・板倉 勝静の護衛隊長を務めた熊田 恰が祀られています。 熊田 恰は、鳥羽伏見の戦いで、幕府軍が大敗した後、自らの部下や備中松山藩、そして玉島を戦の被害から守るため、玉島の西爽亭で切腹しました。神事では、責任役員と氏子総代の代表がそれぞれ玉串を捧げたあと、熊田神社の崇拝者、柚木爽一郎さんが玉串を捧げました。熊田神社での例祭の後には、場所を移して、住吉神社と水谷神社で例祭が行われました。 例祭では、参列者のお祓いをした後、福田 真人宮司が祝詞を奏上しました。住吉神社は、旧阿賀崎村、現在の玉島阿賀崎と玉島中央町の一部を疫病などから守っていた鎮守が祀られていて、水谷神社には、玉島の干拓や玉島港の整備などに尽力した水谷 勝隆が祀られています。なお、熊田神社・水谷神社・住吉神社の御例祭2日目となる11日には、神幸祭が行われ、御霊をのせた神輿が、午前8時に羽黒神社を出発する予定です。