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今回は「お茶フェア」 備中玉島みなと朝市

通町商店街

2025年5月11日

玉島の港周辺の商店街が月に1回行っている「備中玉島みなと朝市」が開催され、今回は、抹茶の体験コーナーが設けられました。11日の午前9時から、玉島の港周辺にある各商店街で、「備中玉島みなと朝市」が開かれました。この朝市は、玉島の商店街を活性化させようと、「にぎわう昭和のまち玉島実行委員会」の主催でスタートしました。以前は新型コロナウイルスの流行により中止になる月もありましたが、現在は、「朝ごはんを食べに行こう」をメインテーマに毎月第2日曜日に行われています。 今回の朝市にも国内外の料理の露店などが賑やかに並び、涼しく、穏やかな天気にも誘われて、親子連れを中心に多くの人が訪れました。 また、みなと朝市では、「肉フェス」や「パン祭り」など月ごとに違った内容のイベントも行っています。 今回は、「お茶フェア」と題して、通町商店街に抹茶とお菓子が味わえる体験コーナーが設けられました。この日は、県立玉島高校の茶道部の部員のうち5人が抹茶を点てたり、運んだり、それに片づけたりといった一連の役目をボランティアでこなしました。また今回は、玉島の菓子店の「玉井堂」が「すずらん」や「あじさい」、それに「ホトトギス」といったこの季節にちなんだ5種類の和菓子を用意し、訪れた人たちは、好きなものを選んで抹茶と一緒に味わいました。 また、茶碗は、「玉井堂」の店主で、「にぎわう昭和のまち玉島実行委員会」の会長をつとめる別所 美治さんの父親が作ったものも使われました。 この体験コーナーには、県立玉島高校の森田 保志校長も訪れ、部員たちが点てたお茶を味わいました。 県立玉島高校茶道部の部長をつとめている3年の谷口 麗衣さんは「玉島のお茶の文化をこうした活動を通してもっと広げたいと感じました」と話していました。 なお、次回のみなと朝市は、6月8日に開催されます。