矢出町にある西爽亭が「端午の節句展」の最終日のイベントとしてコンサートを開催しました。矢出町にある西爽亭では、４月２６日から、「端午の節句展」と題して武者人形や兜などを展示した他、普段は通り抜けることができない「御成門」を自由に通れるようにするなど、趣向を凝らした企画で訪れた人を歓迎しました。 この端午の節句展の最終日にあたる１１日は、午前１１時４５分からこいのぼりコンサートが開催されました。西爽亭では、桃の節句や七夕など、季節の行事にちなんで、地元の音楽グループに参加を呼びかけてコンサートを企画しています。 今回のコンサートには、玉島少年少女合唱団とオーコーフェニックスアンサンブルが出演しました。 玉島少年少女合唱団は、西爽亭管理会の柚木 爽一郎さんが団長をつとめていて、西爽亭で開催されるコンサートはもちろん、羽黒神社の夏祭りなどでも練習の成果を披露しています。 今回はまず、「こいのぼり」や「せいくらべ」といった端午の節句にちなんだ曲を歌いました。 つづいては、五月人形のように勇ましい「桃太郎」を歌いました。 また、歌詞も曲調も違う別の「モモタロウ」という曲も披露しました。 その後は、子どもたちの健やかでたくましい姿をイメージしてもらおうと「金太郎」を歌いました。 つづいては、歌詞の中に爽やかな５月の情景が盛り込まれている「かぜよ ふけふけ」を歌いました。 また、５月ならではの光景を歌った「茶つみ」も披露しました。 その後は、合唱団がよく歌っている定番の曲など６曲を披露しました。 このうち「おにのパンツ」は、振り付きで歌い、見に来た人たちをほのぼのとした雰囲気に包みました。