高齢者を狙った特殊詐欺被害が後を絶たないことから、屋守老人会が、会員を対象に詐欺対策講座を開きました。 １３日の午前１１時３０分から、寺谷公会堂で、屋守老人会がはじめてとなる「詐欺対策講座」を開き、およそ３０人が集まりました。 この講座は、近年、高齢者を狙った詐欺が多発していることから、どのような手口が使われているのかを知ることで、被害を未然に防止してもらおうと行われたものです。 講師を務めたのは、玉島警察署生活安全課の原野 湖里佳さんです。 講座では、架空料金の請求や還付金といった詐欺の手口などについて話しました。また、パソコンでインターネットを閲覧中に、突然ウイルスに感染したかのような偽の画面を表示させたり、警告音を発生させたりするなどして、利用者の不安をあおり、電話をかけさせてサポート料金を要求するものなど様々な手口があることを説明しました。原野さんは、「大丈夫だと思っていても、騙されてしまうケースが多いので、気をつけてください」と参加者に呼びかけました。 参加した人は、配られた詐欺防止のチラシを確認しながら、原野さんの話に耳を傾けていました。