乙島東小学校区社会福祉協議会の総会が開かれ、総会の後には、歯科医師が口腔内の健康をテーマにした講演を行いました。
　乙島東小学校区社会福祉協議会は、日頃の健康づくりに役立つ知識を深めてもらおうと、毎年 総会とあわせて福祉講演会行っています。　今年は２５日の午前１０時から、乙島憩いの家で、総会と講演会を行いました。　今回の講演では、歯科医師の前川(まえかわ)享子(きょうこ)さんを講師に迎え、「お口の健康」をテーマにした話を聞きました。　玉島乙島出身の前川さんは、玉島高校から岡山大学に進学し、現在は、プライムホスピタル玉島に勤務しています。
　講演では、虫歯になる仕組みや歯周病などについて話しました。
前川さんは、「口の中は、感染に弱く、歯を介して体の中と外がつながっている 体内で２番目に汚いところ」と話し、口と、体の健康の関連について説明しました。
　また、口の機能が低下することで、コミュニケーションの低下が見られることや、栄養状態の悪化、誤嚥性肺炎などを招く恐れがあることなども説明しました。
　講演では、歯周病と、糖尿病や骨粗しょう症との関係についても話し、口の健康を維持することの大切さを伝えました。　出席者は、正しい歯のみがき方や 舌の筋力を高める方法などを教わり、歯を健康に保つための知識を深めました。