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台湾の大学生 倉敷芸術科学大学で和菓子作り

倉敷芸術科学大学

2025年5月26日

台湾の新北市(しんほくし)にある「致(ち)理科(りか)技(ぎ)大学」の学生たちが、倉敷芸術科学大学を訪問し、和菓子作りなどを体験しました。
学校法人 加計(かけ)学園と教育交流協定を結んでいる台湾の致(ち)理(り)科(か)技(ぎ)大学は、年に1回、学生たちで構成する「研修団」を日本に派遣し、加計(かけ)学園(がくえん)が運営している大学や施設などを訪問しています。
14回目となる今回は、応用(おうよう)日本語学科で学んでいる1年生から3年生までの14人が、21日から27日までの日程で来日し、岡山理科大学や高梁市の老人ホームなどを訪れています。
そして、帰国を翌日に控えた26日には、倉敷芸術科学大学を訪問し、漫画の模写(もしゃ)を体験した後、「練り切り(ねりきり)」を使った和菓子作りを体験しました。 講師をつとめたのは、岡山市で和菓子作りの教室を開いている土田(つちだ) 弘子(ひろこ)さんです。
今回は、台湾では縁起の良い植物として知られている「フッキソウ(富貴草)」という花(はな)を模(かたど)った和菓子と「ねこ」を模(かたど)った和菓子を作りました。
和菓子作りには、倉敷芸術科学大学の留学生別科や芸術学部で学んでいる東南アジアやアメリカ出身の学生なども参加し、台湾の学生たちと一緒に日本の文化を体験しました。
特に、漉し器(こしき)に練り切りを押し当てて、花のおしべの部分を作るのは形が崩れやすいこともあって難しく、思い切って誰かが挑戦しようとすると、他の学生たちの視線が集まっていました。
なお、倉敷芸術科学大学には、7月1日にもアメリカとブラジルの大学生の研修団が来校するということです。