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良寛椿の会 玉島高校で貸与式

玉島高校

2025年5月27日

 円通寺公園内に椿の森を整備しようと活動している「良寛椿の会」が、地域の若い世代と取り組む 町おこしの活動として企画した仮想空間の開発に向けて、 玉島高校にパソコンとVRゴーグルなどを無償(むしょう)で貸与(たいよ)しました。
27日の午後2時30分から、玉島高校で、良寛椿の会による貸与(たいよ)式が行われました。 式典ではまず、良寛椿の会の代表を務める安藤(あんどう) 瑞子(かずこ)さんが挨拶し多くの人の協力により、機材の貸与にたどり着いたことを話しました。
続いて、良寛椿の会の副代表の家(け)守(もり) 修(しゅう)治(じ)さんと秋山(あきやま) 牧人(まきと)さんが生徒の代表に目録を手渡しました。良寛椿の会は、「良寛椿」と呼ばれている円通寺の白玉椿の再生とこの椿の苗木(なえぎ)で作る「良寛椿の森」の整備に取り組んでいます。 良寛椿の会では、地元の高校生に町おこしの活動を通して玉島に愛着を持ってもらおうと、良寛椿の森を仮想空間で再現するプロジェクトを企画しました。 今回はパソコンとVRゴーグルのほか、生徒たちが活動の様子をまとめて発表する資料作りのために、プリンターも貸与されました。 また、このプロジェクトの様子を取材し、映像作品にして総合文化祭で発表する放送部にもカメラが貸与されました。玉島高校の生徒たちは、昨年の12月に、良寛椿の会からパソコン1台を貸与されていて、現在は、このパソコンを使って専用のゴーグルをかけて「良寛椿の森」の未来像などを疑似体験できるVR(ブイアール)の映像などを制作しています。  贈呈式では、最後に県立玉島高校理数科2年の村上 将隆くんと金岡(かなおか) 佑(ゆう)真(ま)くんが謝辞を述べました。 玉島高校の生徒たちは11月の完成を目指して精力的にプロジェクトに取り組みます。