倉敷市内の書家や書道の愛好家から寄せられた作品を展示する倉敷市書道展が倉敷市立美術館で始まり、今年の大賞には、爪崎の甲谷 鳳梨さんが選ばれました。 １２日から倉敷市立美術館の第１展示室と第３展示室を会場に、倉敷市書道展が始まりました。 この書道展は、倉敷市内の書道文化の振興などを目的に、倉敷市と倉敷市文化連盟、それに山陽新聞社が主催して毎年行っているものです。 ５３回目を迎えた今年は、漢字や仮名、近代詩文など５つの部門に、審査員や招待作家の作品を含めた、２６９点の応募がありました。今回は、前期と後期に分けて作品を展示していた例年とは異なり、会期中は会場に全ての作品を展示しています。 書道展では、山陽新聞社大賞や準大賞のほか、特別賞として倉敷市長賞や倉敷市文化連盟賞などの賞が設けられています。今回、最高賞にあたる山陽新聞社大賞には爪崎の甲谷 鳳梨さんの近代詩文の作品「ピアノの中は花盛り」が選ばれています。 この倉敷市書道展は今月１５日まで倉敷市立美術館の第１展示室と第２展示室で行われています。なお、表彰式は展示期間中の１４日に倉敷市立美術館の講堂で行われ、甲谷さんを始めとした６５人が表彰されます。