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竹林のスコレー 御田植え祭と田植え

玉島陶の田んぼ

2025年6月23日

 フリースクール竹林のスコレ―で、御田植え祭と田植えが行われ、子どもたちが昔ながらの手植えに挑戦しました。
 23日の午前10時から、玉島陶の田んぼで、NPO法人「こうのさと」が運営する フリースクール 竹林のスコレ―が御田植え祭と田植えを行いました。 この日は、竹林のスコレ―を利用している子どもたちと、地域のボランティアが集まり、はじめに行われた御田植え祭では、まず、こうのさとの代表理事をつとめる片岡徹也さんが挨拶しました。 この田んぼは、平成30年の豪雨災害で土砂が流れ込み、それ以来、耕作を行っていませんでした。 こうのさとは、災害から4年後となる 令和4年に、地域の人たちの協力を得て、田んぼを整備し、令和5年から、ボランティアと一緒に 子どもたちが米作りを行っています。 子どもたちは 田植えから、草抜きといった手入れ、稲刈りなどを行っていますが、3年目となる今年は、はじめて、モミを撒き、苗を育てるところからはじめました。 スコレ―は、現在、小学1年生から中学2年生までの子どもたちが利用していて、給食は、この田んぼで収穫した米を炊いて食べています。 御田植え祭では、片岡さんが、豊作を祈念し、全員で黙とうを捧げました。 神事の後、子どもたちは、泥の感触を楽しみながら田んぼに入り、青々と育った苗を運んでいきました。 田植えでは、専用のロープを使って、ロープにある赤い印に合わせ、苗を丁寧に植えていきました。 田んぼは2面あり、合わせて およそ700平米となっていて、2日間かけて田植えを行い、こうのさとは 来年の給食として、400キロの米の収穫を目標としています。 尚、稲刈りは10月末の予定です。