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倉敷市立美術館 春の院展 倉敷展始まる
倉敷市立美術館
2025年7月2日
東京都を皮切りに、全国を巡回する、日本画の作品展、春の院展の倉敷展が、倉敷市立美術館で始まりました。 2日から6日までを会期に、倉敷市立美術館の2階で、「春の院展倉敷展」が行われています。 この作品展は、100年以上の歴史を持つ美術の研究団体「日本美術院」が、毎年3月の下旬から、東京都を皮切りに、全国を巡回して開催している、日本画の公募展です。80回の節目を迎えた今年は、倉敷を含めて、11の会場で行われます。 今年の院展には621点の作品が寄せられ、審査の結果、312点の作品が入選作に選ばれました。 倉敷展では、日本美術院で最も位の高い「同人」の画家による作品33点と入選作品67点の、合わせて100点が展示されています。 岡山県内からは日本美術院の同人で、倉敷芸術科学大学の元教授の井出 康人さんが出品しました。井出さんは「不二」と題して、雲間から山頂が顔を出す勇壮な富士山を描いています。会場には、若手からベテランまでの、独特な世界観を感じさせる作品が並んでいて、訪れた人の目を楽しませています。 この春の院展は、今月6日(日)まで、倉敷市立美術館の2階を会場に行われています。 入場料は、一般1000円、高校生と大学生は500円、小学生と中学生は300円です。