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7月16日から 国民宿舎良寛荘 休館
国民宿舎良寛荘
2025年7月16日
倉敷市からの指定管理者として柏島の国民宿舎「良寛荘」を運営してきた倉敷国際ホテルとの契約期間終了にともない、7月16日から「良寛荘」は休館となり、倉敷市との引継ぎの業務などがおこなわれました。1996年に開館し、2004年から指定管理制度を導入した柏島の国民宿舎「良寛荘」。当初の指定管理料は0円に設定されていましたが、2022年の4月から新型コロナウイルスの影響を考慮して、指定管理料を3年間で9千万円に設定。倉敷国際ホテルが3年契約で請け負ってきました。その後、倉敷市は新型コロナウイルスの規制が緩和されたことを受け、指定管理料を5年間で5千万円という条件に引き下げました。そして昨年7月に1回目の公募を行いましたが、低調な結果に終わっています。この現状を受け、倉敷市は指定管理料を3年間で7500万円に引き上げて昨年10月に再び公募を行いましたが契約に至りませんでした。良寛荘は一般の観光客だけでなく、倉敷市を訪れる修学旅行生や、部活動の練習試合に来る高校生なども利用していたため、今回の休館は多方面に影響が出ています。本来であれば今年3月末で休館する可能性もありましたが、7月3日に修学旅行の予約が入っていることを受け、引き続き倉敷国際ホテルに1275万円を支払い、7月15日まで契約を延長してきました。7月16日から良寛荘は休館に入り、この日は倉敷市観光課の職員が引継ぎの業務などを行いました。倉敷市は今後、老朽化した設備の修繕費を査定するなど、早期の再開を目指すとしていますが、具体的な方向性は全て未定と言う状況です。玉島商工会議所や玉島商店街振興会は意見交換会を重ね、今後も地元の声を倉敷市に届けたいとしています。 なお良寛荘休館に関する特集番組を7月24日木曜日に玉島テレビの12チャンネルで放送します。