フランスのアコーディオン奏者ミッシェル・グラスコさんが勇崎にある特別養護老人ホームあすなろ園で演奏会を開きました。１５日の午後２時３０分から、勇崎にある特別養護老人ホームあすなろ園で、フランスのアコーディオン奏者ミッシェル・グラスコさんによる演奏会が開かれ、あすなろ園の利用者と八幡認定こども園の園児、およそ１００人が集まりました。 はじめに、八幡認定こども園の中塚 志津子園長が挨拶に立ちました。 今回の演奏会は、長年シャンソンを習っている中塚園長が、あすなろ園の利用者やこども園の園児にアコーディオンをはじめとしたフランスの音楽に親しみを持ってもらおうと企画し、ミッシェルさんにオファーしたところ、快諾してくれたことで実現しました。 中塚園長の挨拶の後、大きな拍手を受けながら、ミッシェルさんが入場し、まずは、「私の回転木馬」などフランスのシャンソン曲をまとめたメドレーを演奏しました。 ミッシェル・グラスコさんは、１９７２年にフランスで生まれ、パリ国立音楽院で室内楽を学んだ後、演奏家としてだけでなく、映画音楽の作曲家としても幅広く活躍しています。ミッシェルさんの演奏を聞いた人は、シャンソン特有の哀愁を帯びたメロディーに、うっとりとした表情で聞き入っていました。なお、この日の演奏会では、シャンソン曲だけでなく、「お祭りマンボ」をはじめとした日本の歌謡曲もメドレー形式で演奏され、大きな拍手が起きていました。