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クーリングシェルター 倉敷市と日本郵便が協定締結

倉敷市役所

2025年7月28日

倉敷市は、熱中症特別警戒アラートが発表された時に暑さをしのぐための休憩場所「クーリングシェルター」に市内64カ所の郵便局を指定し、協定を結びました。 28日の午前10時から倉敷市役所で、「気候変動適応法に基づくクーリングシェルターに係る協定」の締結式が行われ、倉敷市の伊東 香織市長と、市内の郵便局の局長5人が出席しました。 はじめに伊東市長が挨拶に立ち、今年度クーリングシェルターとして、市内64カ所の局を開放する郵便局に感謝を述べました。 続いて、備中東部地区連絡会地区統括局長で、児島田の口郵便局の田中 泰志局長が「各局で地域の人の声を聞き、生活しやすい街に貢献していきたい」と話しました。 その後、伊東市長と田中局長が協定書に署名しました。 この「クーリングシェルター」は、熱中症特別警戒アラートが発表された際、危険な暑さから身を守る場所として、休憩スペースを開放するものです。熱中症特別警戒アラートは、暑さなどにより、健康に重大な被害が生じる恐れがある場合、環境省が前日の午後2時頃に、該当する地域に発表します。倉敷市は各支所や公民館など、27の公共施設を開放している他、市内の郵便局と、民間の施設36カ所をクーリングシェルターとして指定しています。 玉島・船穂地区の公共施設では、今年、玉島と船穂の支所、玉島東と黒崎公民館、玉島市民交流センターをシェルターとして開放しています。 民間の施設では、玉島や新町、船穂など13の郵便局と、金光薬局の新倉敷店と新倉敷西店、そごう薬局新倉敷店がシェルターとして指定されています。クーリングシェルターは、それぞれの施設の開設時間内に利用できますが、各施設によって受け入れ人数が異なります。 なお、気象庁は、向こう1週間は、全国的に気温がかなり高くなり、岡山県でも35度以上となる見込みから、熱中症対策など、健康管理に対する注意を呼び掛けています。