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みらいミーティング 市長と玉高生が意見交換

倉敷市役所

2025年8月4日

倉敷市役所で「みらいミーティング」が開かれ、倉敷市長と倉敷市内の高校の生徒が「みらいを見据えたまちづくり」をテーマに、意見交換を行いました。 4日の午前10時30分から、倉敷市役所で「みらいミーティング」が開かれました。
 はじめに倉敷市の伊東香織市長が挨拶に立ち、「地域をよりよくしていくために、高校生がどのような事に、どんな思いで取り組んでいるのかを知り、今後のまちづくりに活かして行きたい」と話しました。
 このみらいミーティングは、防災やまちづくりなど、地域が共通して抱えている社会的な課題を解決するため、伊東市長と市内で活動する団体が意見交換を行うものです。この会は 月に1回程度行っていて、これまでに、消防団や防災士、母親クラブなど、様々な団体と意見を交わしてきました。
 今年度3回目となる今回は、市内の高校10校から30人が参加し、「みらいを見据えたまちづくり」をテーマに、それぞれが取り組んでいる探究活動の目的や内容などについて発表しました。  このうち 玉島高校の生徒は、課題研究として良寛椿の会と共同で、玉島の未来の姿を表現するVRの制作に取り組んでいることを話しました。
VRは、コンピューターによって作り出された仮想空間を 現実のように体験できるものです。
玉高の生徒は、同時に、玉島の歴史を紹介するVRも制作しているそうで、伊東市長は、完成後公共施設などに設置することで、「玉島への観光客誘致につながるかもしれない」と、玉高の生徒の活動に期待を寄せました。
 また、作陽学園高校は、探究活動として 食品ロスと、空き家の実態調査に取り組んでいることを発表しました。
 作陽の生徒は、くらしき作陽大学の学生と協力して、規格外の果物などを使った商品の開発や、空き家を利用した「誰もが集まれる空間づくりに取り組んでいきたい。」と、まちづくりへの思いを述べました。 その他、高齢者や女性が安心して利用できる避難所作りや、地域の若い人たちと高齢者を繋げる活動など、それぞれの学校で地域の課題改善に向けて取り組んでいることが発表されました。 伊東市長は高校生の活動に関心を寄せ、質問するなどしていました。