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秋の交通安全市民運動推進大会

玉島文化センター

2025年9月13日

今月21日から始まる秋の交通安全市民運動の周知を図ろうと、玉島文化センターで推進大会が開かれました。 9月21日から30日まで「秋の交通安全市民運動」が展開されます。 この運動を多くの人に知ってもらい、交通安全を啓発しようと、13日の午前10時から、玉島文化センターを会場に、「秋の交通安全市民運動推進大会」が開催されました。 開会式では、この大会の実行委員長をつとめる玉島地区交通安全対策協議会の上田 龍彦会長の開会宣言とともに、倉敷市消防音楽隊によるファンファーレが鳴り響きました。 つづいて、玉島警察署の松井 直也署長が挨拶に立ちました。玉島警察署の管内では、今月5日の夜から6日の未明にかけて3件の交通死亡事故が発生していて、いずれも道路を歩いていた人がはねられています。この事故を含め9月7日現在の玉島警察署管内の交通事故による死者数は4人となっていて、昨年の同じ時期と比べて2人増えています。松井署長は、「こうした交通安全の活動を通して、全ての道路利用者に正しい交通マナーの実践を呼びかけていきたい」と述べました。また玉島地区交通安全母の会の平田 和子会長が、「横断歩行者優先の徹底」や「水路などへの転落防止」といった8つの重点目標を盛り込んだ大会宣言案を朗読し、拍手で承認されました。 その後、玉島交通安全協会の平井 始会長が「一人でも交通事故の被害者と加害者を少なくするためにご協力をお願いします」と述べ、開会式を終了しました。 その後は、文化センターのホールで、3つの団体によるステージが繰り広げられました。 このうち、最初にステージに立ったのは、作陽認定こども園の年長・うぐいすぐみとかなりあぐみの園児、29人です。 園児たちはまず、自分たちが通っているこども園の歌を歌いました。 つづいて、園児たちはこの季節になると園庭にも沢山の赤とんぼが飛ぶことにちなんで「とんぼのめがね」を歌いました。 その後は、ドラマのモデルとしても話題になっているやなせ たかしさんが作詞を手がけた「手のひらを太陽に」を歌いました。 そして、最後には、アニメの主題歌として30年以上親しまれている「勇気100パーセント」を歌いました。 園児たちは、月に1回、くらしき作陽大学の名誉教授をつとめている元吉 恵子さんから指導を受けています。 園児たちは、これまでのレッスンの成果を発揮して、明るく元気な歌声をホールいっぱいに響かせました。また文化センターのロビーと展示室には、玉島地区の交通安全の関係団体や玉島警察署、それに玉島消防署による体験コーナーなどが設けられました。 このうち、玉島地区交通安全対策協議会は、モグラたたきの要領で、ランプが点滅したところを叩いて、反射神経を測定するコーナーを設け、子どもたちはもちろん、大人も挑戦していました。 また、玉島地区交通安全母の会は、動物などをかたどったバルーンアートをプレゼントするコーナーを設けました。 このバルーンアートは、目をかたどったシールを貼って完成させるようになっていて、同じ動物の風船でも目のつけ方で個性も変わり、子どもたちの人気を集めていました。 その他、特殊なゴーグルをかけて酒に酔った状態を体験できるコーナーなどもあり、訪れた人たちは楽しみながら交通安全に対する意識を高めました。