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八島和子さん 守屋荒美雄の伝記を倉敷市に寄贈

倉敷市役所

2025年9月18日

玉島テレビ放送の番組制作に携わっている八島 和子さんが帝国書院の創業者の守屋 荒美雄の伝記を執筆し、倉敷市立の学校と図書館、公民館などに寄贈しました。 守屋 荒美雄は、地図帳など主に教科書の出版を手掛けている帝国書院の創業者として明治から昭和の初期にかけて子どもたちの教育の普及に大きな功績を残した人物で、長尾小学校で教鞭をとった、経験があるなど、玉島や船穂にもゆかりがあります。 この守屋荒美雄の伝記を執筆した八島 和子さんが帝国書院の佐藤 清社長と倉敷市役所を訪れ、250冊の伝記を倉敷市教育委員会に寄贈しました。 八島さんが執筆した伝記「守屋荒美雄の生涯」は、荒美雄の功績が豊富な写真とともに紹介されていて、子どもたちにも読みやすいように配慮されています。 八島さんは、伝記を執筆することになった経緯などを説明し、「この本が学校などに並んで子どもたちが手に取り、地理に興味を持ってくれたら嬉しいです」と述べました。 つづいて、帝国書院の佐藤社長が八島さんに向けて感謝の言葉を述べた後、守屋 荒美雄の業績について話しました。 その後、倉敷市の伊東 香織市長が「この本を子どもたちや地域の人たちに大切に読んでもらいます」とお礼の言葉を述べ、八島さんに感謝状を贈呈しました。 今回、寄贈された本は、八島さんが番組制作に携わっている玉島テレビ放送を通じて倉敷市に寄贈されていて、倉敷市立の学校93校を始め、図書館や公民館に置かれます。