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クライストチャーチ市学生親善使節 和太鼓体験

玉島市民交流センター

2025年9月25日

2週間の日程で、倉敷に滞在している、クライストチャーチ市の学生親善使節の一行が、和太鼓や茶道など日本の文化を体験しました。倉敷市は、1973年にニュージーランドのクライストチャーチ市と姉妹友好都市提携を結び、互いに学生を派遣し、両市の文化や生活体験を通して、交流をはかっています。今年は、9月17日から10月1日までの2週間の日程で、クライストチャーチ市の学生親善使節の12人が、倉敷に滞在しています。25日は、玉島市民交流センターで、倉敷・クライストチャーチ市民交流協会が、日本文化の体験会を開きました。倉敷クライストチャーチ市民交流協会は、姉妹都市を市民の身近なものにしようと、1985年に設立した団体です。体験会では、三野 繁樹会長が挨拶に立ち、「今日の体験の中で、1つでも心に残るものがあればうれしいです」と述べ、「楽しんでください」と呼びかけました。 この日は、和太鼓や着付け、茶道などのプログラムが用意され、このうち、和太鼓は、倉敷羽島在住の六ツ森 宏明さんと妻の恵子さんが指導にあたりました。 まず、準備体操をして、体を温めた後、和太鼓の基本的な打ち方と声の出し方を学びました。 学生たちは、六ツ森さんの合図に合わせて、強弱をつける打ち方や声を出すタイミングなどを練習しました。そして、最後に、練習の成果を、滞在先のホストファミリーなどに披露しました。 学生たちは、掛け声やタイミングを合わせながら、一生懸命太鼓をたたいていました。 六ツ森さんは、「テンポやリズムを合わせるのに苦労したと思いますが、とてもよかったです」と学生たちの上達に感心し、「今日習ったことを他の人にも教えてあげてください」と述べました。 なお、午後からは、浴衣の着付けや茶道、折り紙などに挑戦したということです。