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倉敷市一斉地震対応訓練
玉島支所
2025年9月26日
倉敷市が南海トラフ巨大地震を想定した、市民参加型の地震対応訓練を行いました。 倉敷市は、9月の防災月間に合わせて、南海トラフ巨大地震を想定した「倉敷市一斉地震対応訓練」を昨年から行っています。 今年の訓練は昨年と同じ26日に行い、学校や官公庁の他、一般企業や市民団体など、1169団体、11万2648人が申し込みました。 このうち、玉島支所では、午前9時に地震が発生したことを知らせる放送を聞いた後、職員が机の下に隠れ、身を守る行動をとりました。倉敷市は、「地震の際の安全確保行動1・2・3」として「まず低く、頭を守り、動かない」を身に付けることを呼びかけています。 この訓練は、特定の場所に集まる必要がなく、自宅や学校、職場など「どこでも」「いつでも」参加できるのが特徴となっています。また、倉敷市では、「+1訓練」と題し、避難場所や連絡体制の確認、家具や棚の転倒を防止する対策など、各自でできる個別の訓練を呼びかけていて、玉島支所では、車いすの利用者を2階から1階まで避難させる、誘導訓練を行いました。更に今年はNTT西日本の災害用伝言ダイヤル「171」を活用できるようにした他、倉敷市が10月1日からサービスを開始する、スマートフォン専用の「くらしき緊急告知アプリ」を試験的に利用しました。このアプリは、災害時の緊急情報をスマートフォンで知らせるもので、これまで非常時や訓練時に使われていた防災拡声塔が令和8年3月末に運用を終了することに伴い、代替として導入されることになっています。 玉島支所の職員は、それぞれの役割を確認し、訓練を終了しました。