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秋の岡山県高校野球大会準々決勝 玉商vs創志

倉敷市営球場

2025年9月27日

春のセンバツの重要な参考となる中国大会への出場をかけて県内の予選を勝ち抜いた20校がトーナメント戦を繰り広げる「秋の岡山県高校野球大会」は、27日に準々決勝の4試合が行われ、玉島商業高校は優勝候補の創志学園高校と対戦しました。 初戦をコールドゲームで制し、ベスト8に駒を進めた玉島商業高校は、27日に倉敷市営球場で行われた準々決勝の第2試合で創志学園高校と対戦しました。 玉商は、1回の表に2つのフォアボールで、1アウト1塁・2塁と先制のチャンスを迎えます。 しかし、後続のバッターが打ち取られ、無得点に終わります。 一方の創志は、2回の裏に2本のヒットを集め、2アウトながら1塁・2塁とします。 つづくバッターにヒットを許した玉商でしたが、2塁ランナーを本塁でアウトにして、無失点で切り抜けます! 何とか先制したい玉商は、4回の表、この回先頭の4番・松本 昂大くんがフォアボールで出塁します。 つづく5番の上田 龍之助くんが、初球で送りバントを決め、ランナーを2塁に進めます。 さらに6番の越智 琥太郎くんがヒットでつなぎ、1アウト1塁・3塁とチャンスを広げます。 ここで、7番の北殿 健吾くんの当たりは三遊間へのゴロ。3塁ランナーの松本くんは迷わずに本塁を突きます。 内野手からいいボールが送られ、一旦はアウトかに思われましたが、松本くんはキャッチャーのタッチをかわして、ホームベースをタッチ! 玉商が1点を先制します! なおも2アウト1塁・3塁の場面で、8番の吉實 悠希くんがスクイズを決め、玉商が2点目を奪います。 しかし、玉商は4回の裏、3連打を浴びて、創志に1点を奪われます。 さらに、センターを守っていた松本くんが負傷し、試合が10分程度中断します。 玉商にとっては、嫌な流れでしたが、チームのキャプテンもつとめる玉島東中学校出身のエース、越智くんが粘りを見せ、三振と内野ゴロでこの回、最少失点でしのぎます。 追加点が欲しい玉商は、5回の表、1アウトから2番の浅野 由貴くんが内野安打で出塁します。 3番の遠藤 有希也くんが送りバントを決め、ランナーを2塁に進めます。 ここで、4番の松本くんが右中間を破るタイムリーツーベースヒットを放ち、2塁ランナーがホームイン!玉商が3点目を奪います。 さらに、玉商は、6回の表、2つのフォアボールで1アウト1塁・2塁のチャンスをつくります。 ここで創志はピッチャーを交代し、2アウト1塁・2塁となりますが、1番の小倉 琉聖くんがフォアボールを選び、満塁となります。 つづくバッターの浅野くんがバントの構えで揺さぶり、チャンスを覗うと、相手のピッチャーのボールが逸れて、3塁ランナーが生還し、玉商はこの回、ノーヒットでもう1点追加します。玉商のエース、越智くんは、左腕から繰り出す伸びのある直球を武器に、5回以降は相手打線をノーヒットに抑え、玉商が4対1で創志学園を破り、ベスト4に進出しました。 なお、準決勝の試合は28日に倉敷市営球場で予定されていて、玉商は、決勝戦進出をかけて関西高校と対戦します。