春のセンバツの重要な参考となる中国大会への出場をかけて県内の予選を勝ち抜いた２０校がトーナメント戦を繰り広げる「秋の岡山県高校野球大会」は、２８日に準決勝の２試合が行われ、玉島商業高校は関西高校と対戦しました。２７日の準々決勝で優勝候補の創志学園高校に快勝した玉島商業高校は、２８日に倉敷市営球場で行われた準決勝の第２試合で関西高校と対戦しました。２回に１点を先制した玉商は、３回の裏に先頭の２番・浅野 由貴くんがセンター目ヒットで出塁します。続く３番の遠藤 有希也くんもレフト前ヒットで続き、ノーアウト１塁２塁とします・４番・松本 昂大くんはフォアボールを選び、玉商はノーアウト満塁と絶好の追加点のチャンスを迎えます。ここで、５番の上田 龍之助くんの内野ゴロがダブルプレーになる間に、３塁ランナーがホームイン。玉商は２対０とリードを広げます。玉島東中学校出身の６番・越智 琥太郎くんはフォアボールを選び、２アウト１塁３塁と、なおもチャンスは続きます。続く７番の北殿 健吾くんがレフト前にタイムリーヒットを放ち、さらに１点を追加します。４回の裏には、先頭の９番・山崎 俊輔君がフォアボールで出塁します。１アウトになったあと、２番の浅野君もフォアボールで歩きます。続く３番の遠藤君はレフト前ヒットで１アウト満塁と追加点のチャンスを迎えます。ここで、４番の松本君がライトオーバーのタイムリースリーベースヒットを放ち、玉商は３点を追加、６対０と大きくリードを広げます。５番の上田君もショートへの内野安打で続き、さらに１手を追加します。玉商の先発ピッチャー、越智君は５回の表に、関西の先頭バッターにセンター前ヒットでの出塁を許します。しかし、１アウトになったあと、この日３つ目のダブルプレーで切り抜け、関西に得点を許しません。７回に１点を返された玉商は８回の裏に、先頭の４番・松本君が、この日４本目のヒットで出塁します。続く５番の上田君もレフト前ヒットでノーアウト１塁２塁のチャンスを迎えます。ここで、６番、越智君が送りバントを決め、１塁への送球が逸れる間に２塁ランナーが一気にホームイン。玉島商業高校が８対１の８回コールドで関西高校を降し、決勝戦進出を決めました。なお、決勝戦は、１０月４日に倉敷市営球場で予定されていて、玉商は、優勝をかけて倉敷商業高校と対戦します。