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玉島ライオンズクラブ 新倉敷駅の千石船の模型を清掃

JR新倉敷駅

2025年10月5日

今年度認証70周年を迎える玉島ライオンズクラブが、JR新倉敷駅に設置している千石船の模型を清掃しました。 今年度、妹尾 光雄さんが会長をつとめる玉島ライオンズクラブが、5日の午前9時から、JR新倉敷駅の新幹線改札口付近に設置している千石船の模型を清掃しました。 玉島ライオンズクラブは、1956年、昭和31年の2月に全国で21番目、岡山県内では5番目に結成された団体で、今年度70周年の節目を迎えます。主に玉島と船穂地域をエリアとしている玉島ライオンズクラブは、設立以来「青少年健全育成」を掲げ、時代に沿った奉仕活動を続けてきました。 この千石船の模型は、玉島ライオンズクラブが31周年を迎えた昭和62年の1月に玉島の玄関口となる新倉敷駅に寄贈したもので、製作者は、船大工の加瀬野 工さんです。 平成30年の2月に97歳で亡くなった加瀬野さんは、父が創業した「加瀬野造船所」で16歳から船大工の修行を積んだそうです。そして65歳の時に、北前船の模型製作の依頼を受け、息子の久志さんに勧められたこともあって模型の製作をはじめ、以来20年以上に渡って様々な木造船の模型などを製作し、世に送り出しました。ライオンズクラブのメンバーが集まって新倉敷駅の千石船を清掃するのは7年ぶりとなります。この日は、加瀬野さんの息子にも声を掛け、一緒に道具を使ってほこりなどの汚れを落としたり、布で拭いたりしました。 なお、玉島ライオンズクラブは、10月に70周年記念コンサートを開催する他、来年3月に式典を行う予定です。