たまテレちゃんねる

たまテレニュース

南浦・岩谷町内会 ふれあい文化祭

南浦小学校

2025年11月2日

南浦小学校区の2つの町内会が「ふれあい文化祭」を開催し、住民による芸能発表や寸劇などが行われました。 2日の午後1時から、現在は休校となっている南浦小学校の体育館で、南浦町内会と岩谷町内会が主催する「ふれあい文化祭」が開催されました。 開会式では、南浦町内会の小林 一郎会長が挨拶し、「いろんな催しがありますのでゆっくり楽しんでください」と呼びかけました。 南浦町内会と岩谷町内会では、長年にわたって地域のお年寄りの長寿を祝う目的で、敬老会を開催していましたが、この敬老会と合わせて南浦のサロンやグループで活動している人たちの創作の成果も発表しようと、昨年から「ふれあい文化祭」に名称を改めました。ステージでは、カラオケや踊り、サックスの演奏など、地元の人たちによるバラエティ豊かなプログラムが繰り広げられました。 このうち、最初のプログラムでは、南浦町内に住む女性13人が合唱を披露しました。 13人は、この文化祭に向けて、8月に入ってから南浦小学校の西校舎に集まって、週に1回練習に励んだそうです。 また、南浦憩の家で活動している「花みずき」と「うみねこサロン」、それに「チェリークラブ」の3団体が、手芸品を中心に作品を展示し、訪れた人の関心を集めました。 さらに、この日は、南浦愛育委員会が、「GPSってなァーに」と題した寸劇を披露しました。 南浦愛育委員会は、この文化祭の前身の行事にあたる敬老会で、「脳卒中」や「安心おかえりシール」を題材にした寸劇を行っています。 今回の寸劇は、高齢者支援センターの職員が、地域の人に向けてGPSがどんな物なのかを説明するという内容で、南浦愛育委員会の妹尾 順子会長が台本を書きました。南浦小学校区では、住民のおよそ6割にあたる400人以上が65歳以上で、南浦愛育委員会では、認知症を患っている人が行方不明にならないように、居場所を特定できるGPSの普及を進めています。 寸劇では、高齢者支援センターの職員役の女性が、倉敷市では、GPSを購入する際に補助金が出ることなどを説明し、困ったらセンターに相談するよう勧めました。 そして、最後には、「高齢者が安心して暮らせる地域にしましょう」と呼びかけて、寸劇を締めくくりました。