勇崎にある特別養護老人ホームあすなろ園が、毎年、創立記念を兼ねて行っている文化祭が開かれました。３日の午後２時から、勇崎にある特別養護老人ホーム・あすなろ園で、文化祭が開かれました。あすなろ園は、平成元年の１１月３日にオープンしていて、毎年、創設記念日の行事を兼ねて、文化祭を開催しています。 文化祭では、あすなろ園を運営している社会福祉法人の松園福祉会を代表して、中塚 周一理事長が挨拶に立ち、「幸せの里づくりをしっかり実現していきたい」と述べました。 また、柏島にある八幡認定こども園があすなろ園の南側に移転することを説明し、現在、造成工事を行っていて、２０２６年度中の完成を予定していることを話しました。 続いて、長年に渡ってあすなろ園や関連の施設に勤めた職員の表彰が行われました。今回は、勤続２５年を迎えた増川 由加さんを始め、勤続２０年で１人、勤続１５年で１人、勤続１０年で７人、勤続５年で１人が表彰を受けています。１階の廊下には、あすなろ園の柏台グループホームと勇崎のあすなろ園デイサービスセンター、それに、柏台のあすなろ園デイサービスセンターの利用者の作品が展示されました。柏台のグループホームは、習字や貼り絵などを展示し、中には、綿を使って団子や雲を表現したお月見の貼り絵も飾られました。勇崎のデイサービスセンターは、カラフルな色使いが目を引く塗り絵を展示しています。 塗り絵の図案には、幾何学的な模様の他にも、この季節を意識して「どんぐり」などをデザインしたものもありました。柏台のデイサービスセンターは、今年開催された大阪万博にちなんで、ミャクミャク立体作品や割り箸で作った大屋根リングを展示しました。 作品の前では、写真撮影をしている人もいて、訪れた人たちの関心を集めました。