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玉島商業高校昭和42年の卒業生 同窓会で作品展とお茶会を開催
玉島市民交流センター
2025年11月11日
玉島商業高校を昭和42年に卒業した人たちが、喜寿を祝う同窓会として、作品展とお茶会を企画しました。 玉島商業高校を昭和42年の3月に卒業した人たちは、1981年に1回目の同窓会を開き、その後、還暦や古希といった人生の節目に合わせて同窓会を開催してきました。 そして、今年度、喜寿を迎えるのに合わせて、玉島市民交流センターを会場に、9回目となる同窓会を行うことになりました。 通常の同窓会は、会食が中心となりますが、今回は、学年全体で行う最後の同窓会ということもあって、同窓生の作品展とお茶会を企画しました。 この作品展とお茶会は、狐島在住の中野 雅徳さんと長尾在住の田野 彰男さんが、今年の8月に行われた「玉島平和美術展」に作品を展示した際に話しが持ち上がったそうです。 交流センターの美術展示室には、遠くは東京や長野からの出品者を含む9人が、11日と12日の2日間の日程で、およそ100点の作品を展示しています。 このうち、中野さんは、鉛筆画や良寛彫、それに、鬼の面など、趣味の幅広さが伺える21点を出品しています。 また、岡山市の天神山文化プラザで、水彩画の講師をつとめている田野さんは、野の花をスケッチした透明感のある作品を展示しています。 その他、会場には、焼き物や絵手紙、手芸品などが展示され、同窓生はもちろん、地域の人も鑑賞に訪れています。 また、お茶会は、11日に1日限定で行われ、同窓生の森 宗清さんが席主をつとめました。 現在は矢掛町に住む森さんは、自宅や観照寺で裏千家の指導にあたっています。 この日は、森さんが同窓生の前でお点前を披露しました。 お茶会で出されたお菓子は、玉島中央町にある和菓子店の松濤園が作っていて、玉島商業高校の校章があしらわれ、同窓生を喜ばせました。 また、作品展にも焼き物を出品している長野県茅野市在住の同窓生の西井 基雄さんが、自作の茶碗を森さんにプレゼントし、森さんがその茶碗を使ってお茶を点てました。 発起人として、通常とは一味違った同窓会を企画した中野さんは、「こんなに色んな形で趣味の活動を行っている同窓生がいるとは思っていませんでした。この作品を観ることで他の同窓生が何かの活動を始めるきっかけにしてもらえれば嬉しいです」と話していました。 この玉島商業高校を昭和42年に卒業した9人による作品展は、12日(水)も行われ、一般の人の来場も歓迎しています。

