玉島東公民館で活動している講座やグループの人たちが１年間の活動の成果を発表する「公民館まつり」が、２日間の日程で始まりました。 乙島にある玉島東公民館には、１１の講座と２１のグループがあり、１年間の活動の集大成として、毎年この時期に「公民館まつり」を開催しています。 ２３回目となる今年は、１５日と１６日の２日間の日程で「公民館まつり」が行われ、初日から地元の人で賑わいました。 このうち、館内の図書コーナーには、手まりの講座や編物教室など４つの団体が作品を展示しています。 編物教室の会員は、ポンチョやカーディガン、それに、道具を使わずに手で糸を編む「マクラメ」と呼ばれる技法の手芸品などを出品しています。 川柳たましま社は、手書きの文字が味わい深い川柳の色紙や短冊を出品しています。 ビーズ同好会は、目にも鮮やかなネックレスやブローチなどのアクセサリーを展示しています。 また、初日限定で、館内の５ヶ所に人権に関するクイズのパネルが５枚掲示され、全ての問題に答えた人はくじを引いて、クリアファイルやハンドタオル、それに、ボールペンといったプレゼントをもらいました。 そして、茶室では、東公民館で月に２回活動している茶道入門の講座生が茶席を設けました。 この茶道入門は、藪内流の中西 敏恵さんが指導にあたっています。 中西さんは、講座生がお茶を点てている間に、藪内流の歴史の他、生け花に使われているツワブキの花は自宅の庭から摘んできたことなどを話しました。 茶席には、本格的に茶道を体験するのが初めての子どもたちも参加し、抹茶の味に顔をしかめたりしていましたが、終始、正座は崩すことなく、中西さんも褒めていました。 この玉島東公民館まつりは、１６日(日)まで開催され、正午からは、実演発表が行われます。