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ちぎり絵 彩友会展
浅口市 金光公民館
2025年11月15日
和紙を「ちぎる・はぐ・貼る」といった手法で、四季折々の風景や風物詩を描く、ちぎり絵の作品展が浅口市金光公民館で開かれています。15日から2日間の日程で、浅口市金光公民館で、ちぎり絵の会、彩友会の作品展が開かれています。 彩友会は、金光町在住の森 祥子さんが平成元年に立ち上げた会で、現在は、15人の会員が、月に1回、森さんから指導を受けています。作品展は、毎回テーマを設けていて、29回目となる今回は、「巨匠 横山大観にチャレンジ」です。明治元年に現在の茨城県で生まれ、日本美術院の設立に携わった日本画家の横山 大観は、同じく日本画家の菱田 春草とともに、新たな日本画の表現を模索し、輪郭線を使わず、色彩のぼかしやにじみによって表現する「朦朧体」を生み出しました。 会場には、横山大観の作品を見ながら制作したちぎり絵が、絵画が発表された順に飾られています。 このうち玉島の原田 君江さんは、1927年制作の「春蘭」をちぎり絵で表現しています。 会場には、「冬の草花」と題したコーナーもあり、水仙やクリスマスローズといった作品が並んでいます。ちぎり絵は、和紙をちぎると現れる繊維の毛羽を利用したり、紙を重ねて奥行きや質感を加えたりします。 会場を訪れた人たちは、作品の前で足をとめ、温かみある会員の力作を一点一点じっくりと鑑賞していました。 この彩友会のちぎり絵展は、16日(日)まで、浅口市の金光公民館で開かれています。

