全国高校ラグビーの岡山県予選会は、１５日に決勝戦が行われ、玉島高校を含む合同チームが倉敷高校と対戦しました。多くのハンディキャップとも戦いながら決勝戦に駒を進めた合同チームの試合の模様をお送りします。岡山朝日高校と一宮高校のラグビー部と合同チームを編成し、花園出場を目指す玉島高校ラグビー部。 １１月２日から始まった岡山県予選を順調に勝ち上がり、１５日に決勝戦の日を迎えました。 花園をかけて戦う相手は倉敷高校。 令和元年の創部ながら急速に力をつけ、昨年まで４年連続で花園出場を果たしています。 試合は、美作ラグビー場のメイングラウンドで、午後１時にキックオフ！ 玉島高校を含む合同チームは、ディフェンスで圧力をかけ、攻撃につなげたいところでしたが、倉敷高校にことごとく突破を許し、前半１５分を終えた時点で２４対０と大きく突き放されます。 その後も、倉敷高校は攻撃の手を緩めず、合計で９本のトライを奪われ、５５対０で前半を終了します。何とか食い下がりたい合同チームは、後半に入ると、敵陣に攻め込む場面をつくるなど意地を見せます。 合同チームは、今年の６月に結成されて以降、一緒に練習を行うのは週末のみ。ミーティングもオンラインで行うというハンディキャップを背負いながら、ここまで努力を重ねてきました。 ３つの高校のラグビー部の部員・２３人がまさに「ワンチーム」となって倉敷高校に果敢に向かっていきます！ 後半には、見せ場も作った合同チームでしたが、昨年の花園でベスト１６にも入っている県内屈指の強豪倉敷高校に８８対０で敗れ、花園出場の夢は絶たれました。しかし、今回準優勝に終わった合同チームの部員の多くは１年生で、高校に入ってからラグビーを始めた生徒もいます。 この県予選で得た貴重な経験を糧に、来年の花園に向けての挑戦がこの日から始まります。 なお、玉島高校を含む合同チームの岡山県予選の模様は、今月３０日(月)にたまテレの１２チャンネルで放送します。