ＮＰＯ法人こうのさとが主催する「倉敷穂井田竹灯籠まつり」が行われ、訪れた人たちが幻想的な雰囲気の中で、マルシェやステージイベントを楽しみました。 １５日に、玉島陶にあるフリースクール「竹林のスコレ―」を運営する、ＮＰＯ法人こうのさとが、「倉敷穂井田竹灯籠祭り」を開催し、多くの人で賑わいました。この竹灯籠祭りは、放置されている竹林の竹を間伐することで環境を整備し、その竹を使ったイベントで地域を盛り上げようと、２年前から行っているものです。 まつりの主会場となったスコレ―パークは、子どもたちがのびのびと過ごせる場所を作ろうと、３０年以上使われていなかった耕作放棄地を整備した場所です。 今年のまつりでは、地元の障害者施設の利用者などが作った３０００個の竹灯籠が並び、会場は柔らかな灯りに包まれました。 またフリースクールに通う子どもたちは、竹に穴を明けて自分たちで作った個性豊かな竹灯籠を販売しました。 この日は、マルシェも行われ、飲食と、アクセサリーやキーホルダーなどのワークショップ、合わせておよそ４０店が出店しました。 またスコレ―パークのステージでは、岡山を中心に活動する音楽ユニットや大道芸人が、演奏やパフォーマンスを披露し、まつりを盛り上げました。 訪れた人たちは、優しい灯りで幻想的に彩られた里山の夜を思い思いに楽しんでいました。