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日本盆栽協会備南支部 盆栽展

かもがた町家公園

2025年11月15日

日本盆栽協会備南支部の会員たちの作品展が、かもがた町家公園ではじまり、丹精込めて育てた盆栽の数々が訪れた人の目を楽しませています。かもがた町家公園を会場に15日と16日の2日間、日本盆栽協会備南支部が主催する盆栽展が開かれています。全国各地に支部がある日本盆栽協会は、盆栽の普及と発展を図り、日本文化の進展に貢献しようと設立された団体です。金光の中務 一年さんが支部長を務める備南支部は、玉島の西森 増登さんと岡部 末弘さんを含む、盆栽愛好者17人が活動しています。会員たちは、地域の文化の向上や会員同士の交流を深めることを目的に、講習会を開いたり、研修旅行を行ったりしています。この盆栽展は、備南支部の会員の日ごろの活動を多くの人に見てもらおうと、春と秋の年に2回開催しています。盆栽は、自然の木の形を手本に育てていき、大きくなり過ぎないように小まめに剪定を行う他、水や温度など、日々の管理が大切だそうです。また、立ち上がりからてっぺんまで真っすぐに立っている「直幹」や、一方向から風が吹いたように幹が傾いた「斜幹」。強い風になびいている様な姿の「吹き流し」。幹を根より低く、鉢の外に垂れさがるようにつくる「懸崖」といった様々な形があるそうで、長い年月をかけ、自分好みに育てていくそうです。会場には、松や杉の他、ロウヤガキや真弓、また、赤く艶やかな実をつけたサンザシなど、秋を感じさせる作品が展示され、訪れた人の目を楽しませています。この盆栽展は、16日(日)まで、かもがた町家公園で開かれています。なお、会場では合わせて即売会も行っていて、市場価格より安く販売しているということです。