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住みよい玉島 環境健康まつり
玉島市民交流センター
2025年11月16日
身近な視点から環境問題や健康について考えてもらおうと行われている「住みよい玉島・環境健康まつり」が玉島市民交流センターで開かれました。 16日に玉島市民交流センターを会場に、玉島地区の環境衛生協議会と愛育委員会が主催する「住みよい玉島・環境健康まつり」が開かれました。 午前9時30分からは、開会式が行われ、よしうら認定こども園の5歳児・ぱんだぐみの園児23人が2つのグループに分かれて鳴子を使った踊りを披露しました。最初のグループの園児たちは、高知の「よさこい祭り」をイメージした曲にのせて元気良く踊り、集まった人たちから拍手を受けました。 その後のグループの園児たちは、違う曲で踊りを繰り広げました。 よしうら認定こども園では、4歳児の春から銭太鼓と鳴子を使った踊りを練習しています。 ぱんだぐみの園児たちは、1年以上、鳴子を使って稽古をしていることもあって、音を鳴らすタイミングやポーズを決めるタイミングも揃っていました。なお今回の踊りは、12月20日に予定している生活発表会でも披露するということです。 また開会式の後には、ぱんだぐみの園児たちが羽黒神社のカラス天狗を元にしたキャラクターの「はぐろん」と一緒に記念写真を撮りました。この環境・健康まつりは、昨年まで、玉島地区栄養改善協議会を含めた3団体で行っていましたが、今年からは、環境衛生協議会と愛育委員会の2団体で開催することになりました。 玉島地区愛育委員会は、「あなたのカラダ見直しませんか?」と題して、血圧や握力、体脂肪など、8種類の健康測定のコーナーを設けました。 このうち、「ストレスチェック」のコーナーは今回初めて設けられ、体験者が自分の額に電極をつけた後に両手でセンサーを握り、交感神経と副交感神経のバランスを調べました。また歩幅測定のコーナーでは、体験者が自分の歩幅を測り、適正な歩幅で歩いているかどうかをチェックしました。 玉島地区愛育委員会によると、自分の身長から100センチを引いた数字が適正な歩幅だそうです。 また、両足にかかっている圧力から身体の重心が傾いていないかどうかを調べるコーナーでは、くらしき健康福祉プラザの運動指導員が対応にあたりました。 玉島高校の化学部や生物部などの「サイエンス部」の生徒たちもこの環境・健康まつりに合わせて、松ぼっくりを使ってクリスマスツリーを作るコーナーを設けました。 サイエンス部は、地域に科学の芽を育てようと、夏休みに校内で「サイエンスフェア」などを開催しています。 今回の材料に使われた松ぼっくりは、玉島高校の副校長が「大王松」と呼ばれる松の木から採集したもので、およそ200個用意されました。 サイエンス部の生徒たちも、この日のために厚紙などで星の飾りを作り、参加した子どもたちが使っていました。 午前10時15分からは、玉島地区環境衛生協議会による「小学生環境川柳標語展」の表彰式が行われました。表彰式では、玉島地区環境衛生協議会の田邉 雅大会長が挨拶し、「みなさんの作品を見て環境に対する熱意を感じました」と感想を述べました。 つづいて表彰へと移り、まずは大賞を受賞した柏島小学校5年の岡部 絵莉菜さんに賞状などが贈られました。 つづいて、玉島地区環境衛生協議会の会長賞に選ばれた長尾小学校6年の石川 さくらさんに賞状などが贈られました。 今年で28回目になる今回の環境川柳標語展には、玉島地区の小学生から701点の応募がありました。 そして、10月に1次選考と2次選考を行って、大賞と会長賞の他、特選15点と入選31点を選んでいます。 会場には、応募作のうち一次選考を通過した200点が展示され、訪れた人たちは、子どもたちの作品を見て、ポイ捨ての防止やリサイクルの推進に対する意識を高めました。

