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玉島ARTプロジェクト 高校生と大学生が制作した商店街ポスター展

清心町商店街、通町商店街

2025年11月19日

玉島の商店街を盛り上げようと、倉敷芸術科学大学の学生と地元の高校生が協力して準備を進めてきた商店街の店舗のポスターが完成し、11月の備中玉島みなと朝市でお披露目されました。玉島ARTプロジェクトの活動の一環として玉島の商店街の魅力を発信しようと高校生と大学生が協力して制作に取り組んできたポスターが完成し、8日にお披露目に向けての準備が行われました。 準備作業には、県立玉島高校と玉島商業高校の生徒合わせて11人と倉敷芸術科学大学の学生1人が参加しました。玉島ARTプロジェクトは、失いつつある昔の建造物や人々の記憶を様々な角度から掘り起こし、記録に残そうと4年前から活動を始め、倉敷芸術科学大学講師の黒川 しのぶさんが代表を務めています。 ポスター制作は、今年の4月から始めていて、まずは大学生と高校生が協力して、商店街の店主に話を聞き、どんなデザインにするかイメージを膨らませました。今回のポスター制作には、玉島の商店街にある25店舗が協力しています。ポスターが完成したのは10月末ごろで、11月4日に大学生が各店舗に配布しました。 ポスターは、12月の朝市まで掲示し、訪れた人たちに気に入ったポスターに投票してもらうことにしています。この日の準備では、はじめに、投票所となる清心町商店街のたばこギャラリーにすべてのポスターを張り付けたり、看板を設置したりしました。また、投票所の場所を提供してくれた齋藤 智美さんに完成したポスターを手渡しました。 投票所の設置が終わった後、各店舗をまわって、ポスターが掲示されているか確認しました。11月9日、いよいよポスターのお披露目の日を迎え、県立玉島高校と玉島商業高校の生徒、倉敷芸術科学大学の学生が参加し、投票所の受付や呼び込みを行いました。生徒たちは、通町商店街でも、朝市に訪れた人たちにリーフレットを配布して、商店街ポスター展をPRしました。 清心町商店街に設置された投票所には、商店街でポスターを見た人やリーフレットを持った人たちがやってきました。 朝市の時間帯には、時折強い雨が降っていましたが、多くの人が投票所に足を運び、じっくりと鑑賞して、悩みながらお気に入りのポスターに投票していました。 また、投票所には、メッセージボードが用意され、ポスターを見た人たちから温かい言葉が多く寄せられていました。ポスター展の投票所の開設は、12月14日の朝市の時間帯のみで、その他は、フォームで受け付けています。なお、投票の結果発表は、来年1月の朝市で行う予定です。