玉島警察署が、玉島高校の書道部と特殊詐欺被害の防止を呼び掛ける広報活動を行いました。 ２０日の午後４時３０分から、マルナカ新倉敷店で、特殊詐欺の被害を防ぐ啓発活動が行われました。玉島警察署は、特殊詐欺の被害が後を絶たない現状を受け、１０月に、玉島高校の書道部の協力を得て、被害にあわないように呼び掛ける書道パフォーマンスを行いました。この日は、書道部の作品が印刷されたポケットティッシュと、チラシ、ファイルなどの啓発グッズを２００セット用意し、買い物客に配りました。書道部の作品は、近年多発しているという国際電話を使った詐欺の被害防止を呼び掛けるものとなっています。また、ファイルには、岡山県警察が犯罪の防止などを呼び掛けようと募集したＳＮＳ告知用動画コンテストの令和６年度の受賞作品がプリントされています。 啓発活動には、玉島警察署安全課の署員と、玉島高校書道部の部員、それに地域の防犯ボランティアも参加しました。令和７年度の１月から１０月末までの岡山県内の特殊詐欺件数は、２４６件で、被害額は、１０億１５９０万円となっていて、玉島警察署によると、２０１６年以降最悪の被害額となっているそうです。 啓発活動にはポスターも用意され、書道部の部員が自分たちの作品がデザインされたポスターが多くの人の目に触れるように、店の出入り口に貼っていきました。