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桃源有志の会 「長老に聞く」

山奥公会堂

2025年11月23日

黒崎の屋守地区を盛り上げようと活動している「桃源有志の会」が、地域の歴史を後世に残そうと、地元に住む高齢の人に話しを聞きました。笠原 阿津士さんが会長をつとめる「桃源有志の会」が23日の午後3時から、屋守にある山奥公会堂で、「長老に聞く」と題した地域の歴史の聞き取りを行いました。桃源有志の会は、屋守地区の活性化を目的に2023年の6月に発足し、かつて御前神社の秋祭りで披露されていた「鬼」を復活させた他、2024年には、夏の納涼大会も復活させています。また、昭和の頃の屋守地区を後世に残そうと、写真集の編纂を計画していて、当時のことを知る人たちの話も同時に記録していきたいと考え、この聞き取りの活動を企画しました。 第1弾となった今回は、現在は無くなってしまった桃源小学校の前身にあたる黒崎村尋常高等小学校の出身で、現在97歳になる古城 雍彦さんから話を聞きました。 聞き取りにあたった桃源有志の会の会員は、現在は使われていない家守地区の地名に関する話などを古城さんに尋ね、地図上に書き込んだり、メモを取ったりしました。 また、古城さんが、玉島近辺の小学校10校で教鞭をとっていたことから、教員時代の話も尋ねた他、子どもの頃の話も聞きました。 桃源有志の会では、この聞き取りの活動を今後、2年ぐらいかけて行っていく予定です。