架空請求の詐欺の被害を未然に防いだ沙美郵便局の局長が玉島警察署で表彰を受けました。
２７日の午前１０時３０分から、玉島警察署の署長室で、特殊詐欺の被害を未然に防いだ 沙美郵便局の生駒(いこま) 祥(よし)隆(たか)局長への表彰状の授与式が行われました。
式では、玉島警察署管内金融機関防犯推進協議会の木ノ瀬(きのせ) 賢(けん)二(じ)会長から、生駒(いこま)局長に表彰状が手渡されました。
生駒(いこま)局長は、１１月４日に、沙美郵便局の近くに住む８０代の男性が現金を下ろすために訪れたことからその目的を尋ねました。
男性は、前日の夜にＮＴＴをかたる人物から身に覚えのないサービスの支払いを求められ、２９万円をコンビニで支払うよう命じられたことを生駒(いこま)局長に話しました。
生駒(いこま)局長は、すぐに警察に連絡し、架空請求による詐欺を防ぎました。
玉島警察署の松井(まつい) 直也(なおや)署長は、最近は、特殊詐欺の手口が巧妙化していることを生駒(いこま)局長に話し、「いざという時に迅速に対応できたのも、普段から防犯の意識を持って下さっているからだと思います。」と感謝の言葉を述べました。