矢出町にある西爽亭で「備中玉島歴史と文化の交差展」と題した展示の３期が開かれ、玉島に根付くお茶の文化や、西爽亭と縁のある文人墨客の資料が展示されています。西爽亭管理会では、毎年１１月に、玉島とつながりのある備中松山藩士の熊田恰の村芝居と特別展を開催しています。　この特別展の一環として、今年も、今月７日から３０日まで、内容を変えながら３期に分けて「備中玉島歴史と文化の交差展」と題した特別展を行っています。
　２２日から始まっている第３期では、玉島に根付く茶の湯の文化を多くの人に知ってもらおうと、茶道の流派の一つ、藪ノ内流の茶会記や、茶道の歴史や作法など、初心者でもわかりやすいようにまとめた源流茶話が展示されています。　また、離れた場所からも、玉島に文人墨客が訪れていたことが分かる資料も展示されていて、中には、「清」現在の中国の画家、子鉄梅が書いた色彩豊かな南画の掛け軸も並んでいます。　この「備中玉島歴史と文化の交差展」の第３期は、西爽亭で今月３０日まで行われています。