玉島地区の小学校２校で出前授業を行ったピアノのデュオ「デュエットゥ」が、玉島での活動の集大成としてコンサートを開きました。 ６日の午後２時から、玉島市民交流センターの湊ホールで、「デュエットゥ」のコンサートが開かれました。 デュエットゥは、香川県の高松市出身の木内 佳苗さんと大嶋 有加里さんの２人が１９９５年に結成したピアノデュオです。２人は、音楽を通して公共ホールなどの活性化を支援する「おんかつ」と呼ばれる事業の派遣アーティストに登録していて、全国各地でコンサートを行う際には、その土地をイメージした曲も作っています。 玉島には、玉島市民交流センターが２０１５年から行っている「おんかつ」の出前授業の講師として訪れ、玉島小学校と富田小学校の２校で授業を行いました。 この出前授業の集大成として行われた今回のコンサートでは、木内さんが玉島をイメージして作った曲が披露されました。 木内さんは、「玉島」という町の名前から「世界中から多くの人々が集まってハッピーになれる町」というイメージを連想し、玉島に来てから徹夜で曲を作ったそうです。 そして、出前授業を行った２つの小学校の児童たちに曲のタイトルを考えてもらい、その結果、富田小学校の２人の児童のアイデアを組み合わせた「晴玉 大きな輪」という名前がつけられました。 訪れた人たちは、明るくて爽やかなメロディーが印象的なこの曲を聴いて、満足そうに拍手を送っていました。