１０月２５日と２６日に行われた戸島神社の秋季例大祭「乙島まつり」の反省会が行われました。７日の午後２時から、玉島東公民館で今年の「乙島まつり」の反省会が行われ、乙島地区の町内会長などで構成する乙島祭り保存会や、交通警察協助員、乙島青年団の代表など、５２人が出席しました。反省会では、乙島祭り保存会の猪木 源三会長が挨拶に立ち、「伊東 香織市長から、『倉敷市の残していくべき文化財として素晴らしいものを見せてもらった』とお褒めの言葉を頂いた」と出席者に伝えました。平成２６年から保存会の会長に就任した猪木さんは、これまで、「倉敷市重要無形民俗文化財」の名にふさわしい祭りにしようと長年にわたって努めています。 反省会では、乙島祭りに関わる各団体が報告を行った後、出席者が祭りの感想や反省点を述べました。今年の祭りの反省会では、境内や階段下での観客と担ぎ手の距離が近く、仕切りが十分でないことやごみのポイ捨てが多いことの他、警察に苦情の電話が９件入り、このうち４件が無断で私有地内に車両が止められているといった内容だったことが報告されました。 来年以降の改善点として、観客と担ぎ手との一定の距離を取るために柵を設置することや駐車場の場所の変更などがあげられました。 また、今年は祭り中に事故が複数あったことから、怪我人が出ないように努めることを改めて確認しました。