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玉島商業高校と倉敷翠松高校の生徒が企画 ビジネスツアー
JR新倉敷駅、円通寺、ナショナル発条
2026年2月15日
若い世代の人たちに玉島の魅力を知ってもらい、リピーターになってもらおうと、玉島商業高校と倉敷翠松高校の生徒が、玉島の名所や企業をまわるツアーを開催しました。 15日の午前9時からJR新倉敷駅を出発点にして、玉島商業高校と倉敷翠松高校の2年生が企画した「ビジネスツアー」が行われました。 玉島商業高校では、令和5年度から生徒の有志による「タマタン」という名称の探究チームを作って、地域の課題解決や魅力の発信に取り組んでいます。 今年度は、産業や伝統の文化といった視点から玉島の魅力を知ってもらい、リピーターを増やそうと倉敷翠松高校と連携して今回のツアーを企画しました。 このツアーに向けて、2つの高校の生徒は、事前に岡山県内の2つの大学で、学生たちに参加を呼びかけるなどしています。 当日は、大学生や専門学校生の他ドイツから来日し、県内の高校に通っている留学生なども参加しました。 ツアーではまず、かつて良寛が修行した柏島の円通寺を訪れ、はじめに坐禅を体験しました。 その後は、倉敷翠松高校が、お茶をテーマにした探究活動に取り組んでいることから参加者に茶道を体験してもらいました。 円通寺を出た参加者は、午前11時に、乙島のE地区にあるナショナル発条を訪問しました。 ナショナル発条は、ベッド用のスプリングの製造を手掛けていて、全国の68パーセントのシェアを誇っています。 工場内の見学では、商品開発課の青木 克紀さんが案内役をつとめ、現在は、仕事などで座る時間が長くなっていることに着目し、ベッドのスプリングの技術を取り入れたドットシートという商品名のクッションを開発したことなどを説明しました。 また、2023年から取り組んでいるオリーブオイルの製造について、オリーブの栽培や商品開発にあたっている三宅 菜月さんが説明しました。 ナショナル発条は、社内の緑地帯を農地として提供し、地元の生産者がオリーブを栽培していましたが、2023年にこの事業を引継ぎ、工場内に加工場を作って、今年の1月から本格的にオリーブオイルの販売を始めました。 三宅さんは、会社に機械に精通している人がいることもあって、オリーブの搾油機のメンテナンスの面で助かっていることなどを話しました。 その後は、玉島商業高校の生徒が手掛ける新商品の開発などに携わっている山陽学園大学の神田 將志教授が進行役になって質疑応答の時間が設けられました。 質疑応答では、新商品の計画についてや商品を作る際にはずせないポイントなどをツアーの参加者が尋ねました。 また、ナショナル発条の青木さんから、「どうしたらベテラン社員の技術を若い世代にうまく伝えられるか?」という質問が参加者に出されました。 この質問には、高校生の一人が、「SNSの活用」を解決策として挙げました。 そしてこの日は、ナショナル発条が作ったオリーブオイルの試食も行われました。 このオリーブオイルには、ポリフェノールが多く含まれていることが、辛味の成分につながっているそうで、オリーブオイルと一緒にクラッカーも出されました。参加者の一人は、「辛さは感じたが、クラッカーにつけて味わうと本当においしい」と答えていました。 その他、この日は、機械の制御盤を製造している会社も訪問しています。

