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観光甲子園2025準グランプリ 玉島商業高校がビジネスツアーを開催

2026年2月15日

ここからは特集です玉島商業高校と倉敷翠松高校の生徒が共同で制作したビジネスツアーが観光甲子園2025で準グランプリを受賞しました。実際にこのツアーが、起業を考えている大学生などを対象として開催されました。玉島商業高校では、令和5年度から生徒の有志による「タマタン」という名称の探究チームを作って、地域の課題解決や魅力の発信に取り組んでいます。このうち中井 瞳美さん、伏見 紗奈さん、三澤 詩月さんのグループは、倉敷翠松高校と連携して「集え!未来のイノベーター」と題した、玉島の名所や企業を巡るツアーを企画しました。 このツアーの目的は、産業や伝統の文化といった視点から玉島の魅力を知ってもらい、リピーターを増やすことです。 そしてこのツアーの発表が、431チームが出場する観光甲子園2025の上位5校に選ばれ、2月1日の決勝大会に駒を進めました。 決勝大会では、準グランプリを受賞し、目前に控えるツアー実施の自信へと繋げました。ツアー当日は、15日の午前9時にJR新倉敷に集合しました。この日は、大学生や専門学校生のほかドイツから来日し、県内の高校に通っている留学生などが参加しました。ツアーではまず、柏島の円通寺を訪れ、はじめに坐禅を体験しました。 その後は、倉敷翠松高校が、お茶をテーマにした探究活動に取り組んでいることから参加者に茶道を体験してもらいました。円通寺を出た参加者は、午前11時に、乙島のE地区にあるナショナル発条を訪問しました。 ナショナル発条は、ベッド用のスプリングの製造を手掛けていて、全国の68パーセントのシェアを誇っています。工場内の見学では、現在は、仕事などで座る時間が長くなっていることに着目し、ベッドのスプリングの技術を取り入れたドットシートという商品名のクッションを開発したことなどを説明しました。また、2023年から取り組んでいるオリーブオイルの製造について、説明しました。 その後質疑応答の時間が設けられました。そしてこの日は、ナショナル発条が作ったオリーブオイルの試食も行われました。 その後、昼食を食べ、午後1時30分に乙島にある株式会社「M・S・E」を訪問しました。M・S・Eは、様々な機械の動作制御のための制御盤をオーダーメイドで製造しています。参加者は、工場見学の後、実際に配線をつなぐ作業を体験しました。体験では、参加者はもちろん、運営側の高校生も楽しく取り組み、モノづくりの良さを自分の手で学びました。 企業訪問の後は、玉島商工会議所で座談会が開かれました。座談会ではまず、山陽学園大学の神田 將志教授が、玉島の若者が地域から出ていっている現状を話したあと、訪問した2つの企業の課題に上がった、「企業の認知度を高める方法」について講義しました。続いて、参加者と運営側の高校生が、グループに分かれて神田さんの講義を基に、訪問した企業のキャッチコピーを考えました。その後、グループごとにまとめたキャッチコピーを発表しました。MSEのキャッチコピーについては、「不要なものを欲しいものに」、ナショナル発条については、「やわらかさで健康をつくる」など、企業の特色をアピールするアイデアが出されました。 活動が終わると、JR新倉敷駅へ戻り、翠松高校が作った抹茶を使った和菓子や茶葉などのお土産を手渡し、今回のツアーを終えました。